2018年10月25日に行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、北海道日本ハムは支配下選手7人、育成選手1人の計8選手を指名した。ファイターズの今年のドラフトは、高校野球ファンからの注目度が高く、甲子園でも活躍を見せた選手たちを次々と指名したことでも話題となったが、そんな期待のホープたちはここまでどのようなルーキーイヤーを送っているのだろうか。
今回は、昨年のドラフトで入団した選手たちが、今季記録している一軍と二軍での成績をそれぞれ紹介。未来のファイターズを担う若き逸材たちが、プロ1年目に見せている歩みを振り返っていきたい。(数字は7月22日現在)
吉田輝星投手(ドラフト1位・金足農業高校)
一軍成績:2試合 1勝1敗 8回 6奪三振 防御率6.75
二軍成績:10試合 0勝4敗 29回 25奪三振 防御率4.66
大きな期待と共にプロ入りしたゴールデンルーキーは、その右腕で球史に新たな1ページを刻んでみせた。高卒ルーキーながら二軍では8試合に登板した時点で防御率2.35と好投し、早期の一軍入りも見えてくる状況に。昇格への“最終テスト”となった6月4日の巨人戦では3回6失点と打ち込まれたが、首脳陣からの期待は変わらず。6月12日の広島戦で、ついにプロ初登板のマウン...