今季もパ・リーグの勝ち越しで終わった交流戦。各球団の打線をけん引したのは?
6月25日、2019年の「日本生命セ・パ交流戦 2019」の全日程が終了した。交流戦期間中の首位打者となったのはオリックスの中川圭太選手だが、12球団それぞれにおける「チーム内首位打者」もまた存在する。普段とは異なる投手との対戦が続くということもあって、18試合という短い期間ながら、選手ごとの好不調の差がレギュラーシーズン以上にはっきりと分かれやすいのも特徴の一つといえるだろう。
そこで、今回はパ・リーグ6球団における、今季と昨季の交流戦チーム内首位打者と、その成績を確認。昨季のこの時期にチームで最も高いアベレージを残した選手のその後の成績を踏まえた上で、今季飛躍を果たしそうな選手たちの今後について展望していきたい。
実績十分の選手たちが揃う中、1年目から鮮烈な印象を残したのは……
交流戦における規定打席も、レギュラーシーズンと同じく「チーム試合数×3.1」という計算式で求められる。わずか18試合と期間が短いため、毎日3~4打席に立つことができるのは交流戦期間中に主力として活躍した選手に限られてくる。以下に記す選手たちも、各球団で主力としてプレーしている選手、あるいは交流戦での活躍によってチーム内での立ち位置を確立した選手と、多くの出場機会が与えられるのも納得の面々となっている。
パ・リーグの各球団における、交流戦期間中のチーム内首位打者は...