6月25日、西武第二球場で行われた埼玉西武と楽天のイースタン・リーグ公式戦、第12回戦は5対1で楽天が勝利した。
楽天・則本昂大投手と埼玉西武・多和田真三郎投手という、昨季の奪三振王と最多勝投手の投げ合いとなったこの試合。受けるキャッチャーも嶋基宏選手と岡田雅利選手という主力捕手2名であり、昨季の新人王・田中和基選手も「1番・指名打者」で実戦復帰を果たすなど、ファームの試合ながら豪華な面々が先発メンバーに名を連ねる試合となった。
先に試合を動かしたのは楽天だった。3回表、先頭のオコエ瑠偉選手が右中間寄りに落ちるセンター前ヒットで判断よく2塁を陥れると、1死3塁から多和田投手の暴投で1点を先制する。さらに、山崎剛選手の左中間への適時三塁打と、内田靖人選手のサード強襲の適時打で2点を追加。続く4回表にも、2死満塁から山崎選手が2打席連続タイムリーとなる2点適時打を放ち、5対0と大きく点...