6月4日から、「日本生命セ・パ交流戦 2019」が開幕する。現在のパ・リーグは、首位から5位までが3.5ゲーム差と混戦模様が続いている。セ・リーグでは近本光司選手(阪神)、村上宗隆選手(東京ヤクルト)、床田寛樹投手(広島)といった若手の活躍が目立っているが、パ・リーグの各球団においても生きのいい若武者が数多く台頭してきている。
そこで、今回はパ・リーグ各球団から1人ずつ、一軍で活躍中の若手をピックアップ。20代前半の若さで各球団の主力に定着しつつある選手たちの経歴を、あらためて紹介していきたい。
北海道日本ハム・渡邉諒選手
2019年成績:44試合 152打数36安打 4本塁打20打点 0盗塁 打率.237
東海大甲府高校から2013年のドラフト1位で入団した24歳。プロ入りから4年間は本領を発揮しきれなかったが、5年目の昨季、60試合で7本塁打を放つ活躍を見せて二塁手のレギュラー筆頭候補に。今季は開幕前の2月に負ったケガの影響で出遅れたが、4月初旬に戦列に復帰してからは力強いバッティングを武器に先発出場を...