来日1年目のエピソードや、同僚とのコミュニケーションは?  北海道日本ハム・マルティネス投手に翻訳機で取材【提供:BIGLOBE】

2019.3.20(水) 16:03 パ・リーグ インサイト 望月遼太
北海道日本ハム・マルティネス投手(C)PLM

待望の第一子の誕生も含め、激動の1年は実り多きものに

 北海道日本ハムファイターズに所属するニック・マルティネス投手は、2018年に来日1年目から10勝(11敗)を挙げる活躍を見せ、早くもチームの先発陣を支える存在のひとりに。パ・リーグ4位の防御力3.51という数字が示すとおり、その安定感はリーグでも上位に入る。テキサス・レンジャーズで先発ローテーションの一角を占めた実力を新天地でも証明し、チームのAクラス入りにも大きく貢献している。
 日本球界初挑戦となった2018年を振り返ったマルティネス投手は、「異国で野球をするという体験は、自分にとっては素晴らしいものでした。なんといっても、昨年日本で自分の子どもが産まれたというできごともあり、自分にとってとても大事な一年でした」と続けた。助っ人右腕にとって待望の第一子が札幌にて生を受けたということもあり、公私ともに思い出深い1年となったことをうかがわせた。
 そして、マルティネス投手はチーム全体にも言及。「チームメイトがとても仲良くしてくれたのも印象的でしたし、チームとしてもシーズンを通して全体的にいい結果を残すことができました」と雰囲気の良さと手応えを語りながらも、「ただ、やはり最後に勝ちきれなかったところが心残りでもありました」と、クライマックスシリーズで勝ち進めなかったことに対する残念な思いも口にしていた。

「一人一人が何かに取り組んでからキャンプに戻ってきたんだな、と」

北海道日本ハムは2月1日から12日までアリゾナで一軍春季キャンプを行い、その後日本に戻って2月15日から25日まで沖縄県名護市で2次キャンプを行った。このアリゾナキャンプは球団にとっては今や恒例となっているが、米国出身のマルティネス投手にとっては、母国でのキャンプはやはり環境という面でも大きなもので...

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