紅白戦で153キロを記録するなど、開幕1軍入りへアピール中
福岡ソフトバンクは25日、主力の集うA組が1日から行ってきた宮崎キャンプを打ち上げた。生憎の空模様となった最終日は室内練習場での練習となり、昼過ぎには選手会長の柳田悠岐外野手の音頭で手締めを行い、25日間のキャンプを終えた。チームはこのまま宮崎に留まり、26日から「球春みやざきベースボールゲームズ」で3試合を戦う。
この25日間のキャンプで大きな注目を集めたのが、A組に抜擢されたドラフト1位の甲斐野央投手、同2位の杉山一樹投手、同4位の板東湧梧投手、同7位の奥村政稔投手の4人のルーキー。杉山は右足首の怪我で離脱となったものの、3人がA組でキャンプを“完走”。開幕1軍入りに向けて猛アピールを続けている。
その中でも、1位の甲斐野は紅白戦でも最速153キロを記録するなど、自慢の剛速球でアピールを続けた。プロ初のキャンプを終え「初めてということで気疲れや体の疲れはありますけど、課題がたくさん出たキャンプでした。ここからクリアしていっても遅くないと信じて、クリアしていって開幕1軍を狙えるようにしたい...