イケメンが苦悶(くもん)にゆがむ一年だった。ソフトバンク・板東湧梧投手の2024年の登板数は、新人だった19年以来のゼロ。「キャンプからおかしかった。感覚が良くてもスピードが出ないもどかしさ。話にならなかった」。最速154キロの直球が140キロ前後。球界屈指の人気選手は、キャンプ地・宮崎に掲げられた自身の特大バナーを、苦々しく見... 続きを読む