ロッテの田村龍弘が16日、契約更改後の記者会見で9月に第一子となる長女が誕生したと報告した。
田村といえば、秋季練習で「(サブロー監督から)今年の2月から口酸っぱく丁寧にやれとずっと言われてたんですよ。お前は丁寧にやれ、雑になるなと言われて、それだけ意識してやっていたので、丁寧にやっていきます」と明かしていた。
シーズンオフのこの時期も“丁寧に”というのを頭に入れながら、トレーニングを積んでいるのだろうかーー。
「そうですね、すぐ適当にやってしまうのが僕のダメなところなので、丁寧は赤ちゃんのおむつをかえるときも丁寧にやっていますし、そういうところからしっかり丁寧に考えてやっています」。
このタイミングでまさかの子どもの誕生を報告。もちろん、プレー面についてもきっちりと「サブローさんに言われたみたいにね、僕はそこだと思うので、雑になったりするので、丁寧に丁寧に今もやっています」と話した。
現在は朝6時からZOZOマリンスタジアムに来て、10時頃まで練習し、帰宅してからは育児にも積極的に参加している。
「物心つくまで3、4年かかると思うので、お父さんが野球をやっている姿は見せたい。だからこそ、このタイミングでもう1度レギュラーを取るつもりで必死でやっていかないとその夢も叶わない。今まで自分に甘い自分がいたけど、今年は自分に鞭打って必死にやりたいと思います」と決意。
来年1月は例年通り、佐藤都志也らと鴨川で自主トレ。「ここ数年はキャンプを100%ではいるというよりかは、肩、足を使っていこうという意識でしたけど、来年は2月1日から100%できるくらいの体にして、若い子らと同じメニューを全部こなせるくらいの体でいきたいと思っている」。来年は正捕手返り咲きを目指す。
取材・文=岩下雄太