
9月17日、福岡ソフトバンクが2026年のパーソル パ・リーグ優勝を決め、球団60年ぶりの3連覇を果たした。試合後には記者会見が行われ、小久保裕紀監督、栗原陵矢選手会長、大津亮介投手、正木智也選手が登壇した。栗原選手、大津投手、正木選手の一問一答は以下の通り。
「未熟さや情けなさも知れたシーズン」選手会長・栗原陵矢が振り返る今季
ーー今の率直な気持ちは
「やっぱりうれしいですし、いろんなことがあったシーズンでしたけど、こうして優勝できてよかったと思います」
ーー栗原選手にとっていろんなことでパッと浮かぶことは
「自分の未熟さであったりとか、人としての情けなさとか、そういうものも知れたシーズンでした」
ーー選手会長という立場での優勝。昨年までとは全然味が違うと思う
「僕自身、30歳、12年目になる年なので。今までとは違った形で、変えたいなと思ったシーズンでしたし、それを思って選手会長を引き受けさせていただきました。そのなかで優勝できたっていうのは、充実したシーズンになったかなと思います」
ーー数字を見ると、自己最多更新ばかり。優勝に貢献したという実感があるのでは
「ホームラン、打点に関しては、得点、チームの勝ちに直結するものだと思ってます。すごくうれしいですけど、まだまだ自分よりもすごい記録を残している先輩方がたくさんいるので、その記録に近づいていけるようにと思ってます」
ーー選手会長という立場でありながら大幅に記録更新。この要因は
「一番は体の部分で、今年は不安なく大きなケガもなくできたっていうのが一番かなと思います」
ーー前を打つ近藤選手の存在とは
「とてつもなく大きい存在でしたし、こんなに前で申告敬遠されて自分に打席が回るってことは今までなかったので。すごく責任を感じながらやってましたし、近藤さんの凄さを間近で見させてもらえたシーズンでした」
ーー近藤選手の影響もあって、数字が飛躍的に伸びたというのもあるのかもしれない
「いろいろ見せてもらうと、近藤さんよりだいぶ多くランナーがいる状況で打席に立たせてもらってるので、感謝したいなと思います」
ーー個人的に印象深いシーンを1つ挙げるとすると
「開幕戦の2エラーじゃないですかね。あの2個目のときの監督の表情は忘れられません」
「良い関係性」大津亮介の活躍の陰には後輩・前田悠伍も?
ーー4年目のシーズン。開幕からローテーションを守っての優勝、大津投手にとってはどんな味か
「先発転向3年目で、今年は個人としても覚悟を決めて一年間戦うつもりだったので、非常に良い状態でシーズンを投げられていたのでよかったです」
ーー初めて経験する2桁勝利。今年の優勝へ貢献できたという実感は
「少しは貢献できているのかなとは思ってますし、前田悠伍というすごい後輩とともにしているので、チーム内でも良い関係性を保ちながら、良い環境でやらせてもらっています」
ーー今年の活躍には前田悠投手の活躍があった
「ひとつ、それもあります」
ーー前田悠投手の活躍によって好投につながるということは
「悠伍に関しては、練習してる姿も一緒に見てますし、この成績が出てもあまり変な感じにはならないですし。まだまだ試合も残ってるので、2人ではなく先発ローテみんなで、最後まで戦い抜きたいなとは思ってます」
ーー成長できたと感じるポイントは
「今年に関しては責任感が生まれた年でもあったんで、そこに関してはとても良かったかなと思います」
ーー今年を振り返って、思い出深いシーンは
「プロ初完封の試合が一番に思い浮かびます」
「新しい1番像を」正木智也は仙台の一戦がターニングポイントに
ーー5年目のシーズン、今年の優勝の味を
「前半戦から試合に出られて、後半戦までずっといられたシーズンは僕自身初めてでしたし、そういった意味では個人としても本当にうれしい優勝でした」
ーー昨年は大怪我に見舞われた。今年の優勝というのはなお実感が湧く
「去年の優勝の時はテレビで見ていて、自分もその場所に立ちたかったっていう思いはありましたし、ケガして悔しいシーズンだったので、今年は絶対一年間試合に出てやるっていう強い思いでやれたのがよかったです」
ーー5月中旬から素晴らしいバッティング。先頭打者ホームランの球団記録も塗り替え、1番バッターとして定着した
「最初1番って聞いた時はびっくりしたんですけど、新鮮な気持ちで1年間やることができましたし、新しい1番像を作ってやるんだっていう気持ちでやれたのも大きかったです。あとは後ろにすごいバッターがたくさんいたので、その人たちにつなげるんだっていう思いでできたのが、いい結果につながったのかなと思います」
ーー最後まで疲労感も全く感じさせないような正木選手らしいバッティングは未だに続いている。その秘訣を
「こんなに試合に出るのは初めてですし、本当は疲労感はすごくあります。でも、最初の1カ月ちょっとは出ていないですし、今年は絶対にケガしないで最後までいくんだってという気持ちでできました。あとは昨年一年間リハビリにいて、そこでトレーニングをしっかりして体を強くしたっていうのが一番大きいかなと思います」
ーー今季、真っ先に思い浮かぶ自分の活躍シーンは
「先ほど監督も言われた、僕が一番最初に昇格した仙台での楽天戦が一番印象に残っています。最初の1発目の守備機会でエラーしてしまって、次の打席で3球三振して。上手く気持ちを切り替えて次の打席でホームラン打てたのが、成長できた部分かなと思いましたし、そこから波に乗っていけたので、あの試合が本当に自分のターニングポイントだったかなと思います」