ロッテ・益田直也「全く準備していなかった」9回1死一塁で急きょ出番も今季初セーブで250セーブ王手

スポーツ報知

セーブを挙げ、捕手・佐藤(手前)と抱き合って喜ぶ益田(カメラ・竹松 明季)

◆パ・リーグ ロッテ8―6オリックス(10日・ZOZOマリン)

 予想もしていなかった登板で、ロッテ・益田直也投手(36)が今季初セーブを挙げて、名球会入りの条件となる史上5人目の通算250セーブに王手をかけた。

 4点リードで迎えた9回、守護神の横山がマウンドに上がった。益田はブルペンにいたが「全く準備していなかった」と明かす。だが今季24セーブの横山が乱調で無死二、三塁のピンチ。ここで一塁ベンチのサブロー監督から「益田に作らせておいて」と指示が届き、準備開始。2点差に迫られた1死一塁で出番が来た。

 百戦錬磨のベテランは急ピッチで右肩は仕上げたが、心の準備は間に合わず。リリーフカーに乗っているわずかな間に「一回整理をして、落ち着こう」と自分に言い聞かせて、打者と向き合った。森友を一邪飛に抑えて2死も太田に四球で一、二塁。紅林の大飛球は右翼へ上がったが、フェンス付近で失速し藤原が捕球して試合終了。「かなりヒヤッとしましたが、最後はマリンの風に助けてもらったかなと思います」と本拠名物の強い風に感謝した。

 「(起用は)まさかとは思わなかったですが、監督がここで使ってくれるということは、と意気に感じて。やる気がすごく出た感じでした」と振り返った。サブロー監督は今季、リードされている状況で益田を登板させた際、若手から「あんなところで(益田を)投げさせるのをやめさせてください」と言われたと明かした上で「文句を言わずに投げてくれる彼を信用している」と敬意を表した。今後も「好機があれば益田でいこうと思います」と指揮官。歓喜の瞬間は、そう遠くない日にやってきそうだ。(阿見 俊輔)

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