
◆パ・リーグ 楽天8―5ロッテ(24日・楽天モバイル最強)
楽天が初回に8安打8得点の猛攻で奪ったリードを守り抜き、連敗を5で止めた。初回の8得点は18年4月15日の西武戦(楽天生命)と並ぶ球団最多タイ。パ・リーグ最下位ながら、課題の攻撃力が上向きな楽天は、26日からのセ・パ交流戦で台風の目になるのか。8年前の初回8得点も現場で取材した遊軍・星野和明記者が「見た」。
9回に4点差をひっくり返された前夜の“お返し”みたいだった初回の8安打8得点。記録担当からは「楽天の初回8得点は18年4月15日・西武戦以来の球団タイ」との知らせが来た。私はその試合もこの記者席にいた。「8年ぶりの初回8安打8得点」を目撃なんて、何だか縁起がいいかも(オークスの馬券は外れたけど…)。
それっきり追加点が取れずに終わったが、計14安打の楽天打線。5連敗中も3試合は2ケタ安打で、課題の攻撃力は上向きだ。この3連戦を取材していても、早いカウントから打ちにいく積極性が印象に残った。
借金7の最下位ながら、チームの雰囲気もよさそう。初回に猛攻の口火を切る安打と締めくくりの3ランを放った平良は「試合前のロッカーで浅村さんが香水をかけてくれた。『これ塗ったら絶対ホームラン打てるよ』って」とニコニコ。チーム最多の6号で、浅村には「キング」と呼ばれているそうだ。
三木監督も「今日勝つと負けるでは雲泥の差」と話したように、気分よく交流戦に臨める。一昨年は13勝5敗で優勝。去年もセ首位の阪神にホームで3連勝。コマ不足の投手陣にも大ベテラン・岸がこの日から1軍に合流した。2年前の再現は十分にある。