
西武・外崎修汰内野手(32)が14日、故郷・青森で8日に発生した最大震度6強の地震被災者を勇気づけるプレーを誓った。
弘前市出身で、実家は同市で「外崎りんご園」を営む。幸いにも家族や農園に大きな被害はなかったが、現在も「後発地震注意情報」が発令されたまま。自身も弘前実3年時に東日本大震災を経験しているだけに、「1回経験してるんで、ちょっと怖さはありますよね。八戸の方がちょっと分かんないですけど…心配ですよね…」と心を痛めている。
この日はベルーナDでのイベントでファンと交流した。三塁に転向して臨んだ今季は4年ぶりに120試合を割る115試合の出場にとどまり、打率2割3分4厘。来季プロ12年目を迎えベテランの域にさしかかるが、レギュラーを確約されている立場ではない。それでも、「被害を受けている人もいると思うんで、そういう人たちにパワーをあげられるように頑張りたいですね」。力強い「アップルパンチ」を届けるためにも、もう一段階レベルアップしてみせる。(大中 彩未)
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