
千葉市、ロッテ球団、イオンモール株式会社の共同会見が2日、同市役所で開かれた。ZOZOマリンスタジアムの老朽化を受けて近隣に新球場を造る事業でドーム型を目指す方針や、3者の合意によりイオンモール社を千葉マリンスタジアム再構築事業における事業協力者として決定し「千葉マリンスタジアム再構築基本計画策定に係る協定書」を締結したことなどを発表した。
2034年のオープンを目指す新球場。屋根は開閉式ではなく固定式を想定しており、費用は従来の屋外型球場よりも約400億円増えて、総額1000億円超となる見通しであることも明らかになった。
計画当初は屋外型球場を予定していたが、ロッテは施設を所有する千葉市と継続的に協議を重ねて、昨年10月にドーム型を要請。これを受けて、同11月、千葉市の神谷俊一市長がドーム型とする案を再検討すると発表していた。
会見に出席したロッテ・玉塚元一取締役オーナー代行は「選手が元気にプレーして、応援していただけるファンの方がいないと成り立たない。5月に試合を(ZOZOの)ネット裏で見ていましたが、2時間くらいで(暑さで)ヘロヘロになりました。ファンの皆さま、選手を考えても、屋内化は避けられない」と暑さ対策などを考慮して千葉市にドーム型を要望したと説明した。
屋根の整備費用などは収益性の増加等を前提に、ロッテを含む民間事業者が賄うことが基本となるが、玉塚オーナー代行は「この事業を継続するには、それ(ドーム型)を前提に、何とか知恵を絞ってやっていかないといけない。お金の部分を含めて、いろいろと創意工夫をしたアイデアを出していくのが、ロッテグループの役割と思っています」と語った。ドーム型が実現すれば、現状では楽天を除いてパ・リーグ5球団目となる。
◆発表された今後の検討スケジュール(予定)
2026年6月~ 基本計画の検討
27年3月頃 事業実施の判断、基本計画の策定
27年4月以降 基本設計等
34年頃 開業