東映時代を支えた白、80年代はソレイタ&クルーズの最強コンビも
すでに1200人になろうとしているNPBの外国人選手。球史に残る選手も数多く出ている。今回は北海道日本ハムとその前身球団で活躍した外国人選手について振り返ろう。
北海道日本ハムには外国籍や二重国籍でありながら、ドラフト指名で入団し、外国人枠ではなかった選手がいる。陽岱鋼は台湾国籍だが、日本の高校を経てドラフトで入団。また、日本とオーストラリアの二重国籍で球歴もMLBがNPBに先行しているマイケル中村(MICHAEL)は絶対的クローザーとして活躍し、北海道日本ハムで102セーブを挙げたが、こちらは入団テストを受けドラフト指名されての入団で、外国人枠ではないため、ランキングからは外した。
1962年に来日した白仁天は日本の植民地だった朝鮮半島で生まれた。当時の野球協約では、出生時日本国籍があれば外国人選手ではなかったため日本人扱いになったが、韓国籍なので、今の野球協約なら外国人扱いになる。白のプロ入りは1965年のドラフト会議の開始以前でもあり、ここでは外国人選手...