最下位から巻き返しを図るも、借金22の5位に終わる
井口資仁新監督が就任し、新体制で船出した2018年の千葉ロッテ。前年の最下位からの巻き返しを図り中盤まではAクラスを狙える位置につけたが、最終的には59勝81敗3分に終わり、3位北海道日本ハムと15ゲーム差の5位に終わった。
ボルシンガーこそ活躍したものの、その他の助っ人勢は総崩れとなり、特に打線は、ほぼ純和製チームで戦いを余儀なくされた。シーズン中盤にはリードオフマンとして活躍していた荻野貴を故障で欠くようになり、そこからチーム状態は一気に沈んでいった。終盤には本拠地で14連敗を喫し、みるみると上位との差を広げられていった。
3年ぶりのAクラスを目指す来季に向け、ドラフトでは3球団で競合した藤原恭大外野手を1位で獲得。2位でも即戦力投手の東妻勇輔投手の指名に成功。その一方で岡田や根元といったベテラン勢が現役を引退し、2選手が戦力外、そして、期待を裏切った助っ人3選手が自由契...