16年オフに糸井がFA移籍した時には金田を選択
オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使していた西勇輝投手は阪神移籍が決定した。次に注目されるのが、オリックスが阪神から獲得することになる人的補償の選手だ。
FA選手の獲得で生じる補償は旧所属球団の年俸ランクによって違い、外国人を除く上位1~3位がA、4~10位がB、11位以下はCランク。今季年俸1億2000万円(推定)だった西はBランクとみられ、人的補償や金銭補償が発生する。補償の対象となる選手はFA宣言選手の契約締結がコミッショナーから公示された日から2週間以内に阪神からオリックスへ提示される。
移籍先球団は28人までプロテクトをかけることができるが、若手有望株などがこのリストから漏れ、人的補償として新天地に移る例も多い。阪神2軍はウエスタン・リーグを優勝、ファーム日本一にも輝いた。金子千尋投手、中島裕之内野手ら主力が退団しオリックスが人的補償を要求する可能性は高い。今季の活躍や将来性、球団の生え抜きなどを総合し、プロテクト28人を予想...