「Hondaに拾っていただいたので、チームが勝っていく中で、自分も成績が残せればと思っていました。プロに行きたいという気持ちが強かったと思います」。
中央大学3年春のリーグ戦で3本のアーチを描きながら、4年時のドラフトで指名漏れを味わい、涙をのんだ松田進選手。社会人で2年プレーし、今年千葉ロッテから7位指名を受けた。
プロ入りが叶わなかった2年前、松田選手は次のドラフトを見据えてHondaの門を叩いた。プロへ行くために「打撃を磨くことを第一でやってきました」。守備でも、Honda1年目までは遊撃を主戦場にしていたが、2年目は「サードを守らせてもらって結果的にプロへ行けた。幅が広がったかなと思います」と、あくまでも最高峰の舞台だけを見つめてきたこ...