セは横浜DeNA・東が独走、パは8人が得票を得る混戦も東北楽天田中が受賞
「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が27日に開催され、今季最も活躍した新人選手に贈られる最優秀新人賞には、セ・リーグは東克樹投手(横浜DeNA)、パ・リーグは田中和基外野手(東北楽天)が選出された。投票では、1年目ながら11勝、防御率リーグ2位(2.45)の好成績をマークした東が2位以下を全く寄せ付けず圧勝。田中は、リーグ2位の41HPをあげた山本由伸投手(オリックス)や、リーグ最多の72試合に登板した加治屋蓮投手(福岡ソフトバンク)との新人王レースを制した。
セ・リーグは有効投票数294。東はそのうち約99パーセントとなる290票を獲得した。横浜DeNAでは2015年山崎康晃投手以来の受賞。2017年にも2桁勝利を挙げ、新人特別表彰を受けた浜口遥大投手がいるため、ここ数年のドラフト戦略が成功した形となっている。その他、2位はアドゥア誠投手(広島)で2票、3位は京山将弥投手(横浜DeNA)で1票、該当者なしが1票となっている。
パ・リーグは有効投票258。田中が112票を獲得して新人王に輝いた。パ・リーグでは、昨年19年ぶりに野手として新人王を獲得した源田壮亮内野手(埼玉西武)に続いて2年連続で野手が新人王に。主な投票結果は、2位が山本で70票、3位が加治屋で45票、該当者なしが9票となっている。史上最多の高校通算111本の本塁打を放ち、昨年ドラフト1位で北海道日本ハムに加入した清宮幸太郎内野手も2票...