11月27日、「NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD」が都内のホテルで催され、パ・リーグの最優秀選手に埼玉西武・山川穂高選手が選ばれた。埼玉西武の日本人選手が同賞を受賞するのは、1998年の松井稼頭央氏以来20年ぶり。沖縄県出身選手としては史上初の快挙となった。
富士大学出身の山川選手は2013年ドラフト2位で埼玉西武に入団。大砲として期待されながら結果を残せないシーズンが続いたが、4年目の昨季後半にブレイクする。8月と9,10月に月間MVPを受賞し、78試合の出場ながら打率.298、23本塁打の好成績を残した。
そして主力として期待された今季は、開幕から全試合で4番に座って本塁打を量産。シーズンを通して強力打線の象徴とも言うべき活躍を見せ、チーム10年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。シーズン成績は全143試合出場、541打数152安打47本塁打124打点、打率.281。最多本塁打、ベストナイン(一塁手)も受...