FA移籍後に最も安打を放ったのは広島から阪神へ移った金本知憲
NPBのフリーエージェント(FA)制度は1993年に始まった。一定の年数を所属球団の1軍でプレーした選手は、自由にNPB球団と契約交渉ができるという制度だ。その後何度か制度は改定され、現在は高卒選手は8年、大卒社会人選手は7年に相当する日数、出場選手登録をされると国内FA権を取得できる。海外FA権は一律で9年での取得と定められている。
今オフは埼玉西武の浅村、炭谷、オリックスの西、広島の丸の去就が注目されているが、これまで、FA権を行使して他のNPB球団に移籍した打者はどれほどの活躍を見せたのか。打者の通算安打数ランキングを見てみよう。年は移籍年。安打数はFA移籍先での記録だけ。※は2018年の現役。
2002年 金本知憲(広島→阪神)1360安打
2004年 稲葉篤紀(東京ヤクルト→北海道日本ハム)...