背番号「46」のまま奮闘中 鷹・本多雄一コーチが描くコーチ像「ずっと勉強」

2018.11.16(金) 22:10 Full-Count 藤浦一都
ノッカーを務めた福岡ソフトバンク・本多コーチ※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

「言葉一つで選手をダメにするかもしれない」

 今季限りで現役を引退し、いきなり1軍内野守備走塁コーチに抜擢された本多雄一。秋季キャンプが行われている宮崎で、まだ新しい背番号のユニフォームが届かない中、おなじみの背番号「46」のまま新米コーチとして奮闘中だ。
「腰が上がっとるぞ!」「はい、もう1丁頑張れ!」。そんな威勢のいい言葉が、内野守備練習が行われている夕方のサブグラウンドに響く。声の主は、この秋季キャンプから指導者として新たなスタートを切った本多コーチだ。
 10日に1軍内野守備走塁コーチ就任会見を行って以降「小学校の頃から左打ちだった」という本多コーチは、打球の質の偏りを防ぐため慣れない右打ちにも挑戦。右打ちノックが弱いハーフライナーになり「あ、ごめん」「許して」と苦笑いすると、練習を見守るファンから「コーチ、頑張れ」の声も上...

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