ケガ0の願いは叶わず…最年長外野手として迎える千葉ロッテ・荻野貴司の10年目

2018.11.15(木) 21:20 パ・リーグ インサイト 岩下雄太
《THE FEATURE PLAYER》M荻野貴 幕張の韋駄天の好走塁フルコース

前半戦はリードオフマンとして奮闘

「途中で離脱してしまったので、申し訳なかったなというのがあります」。
 プロ9年目の2018年シーズンをこう総括した千葉ロッテの荻野貴司選手。毎年のように故障で離脱し、2016年オフには背番号を「4」からケガがゼロになればいいと思いを込めて「0」に変更した。翌2017年は大きな故障もなく1年を過ごしたが、打撃不振でファーム落ちした時期もあり、シーズンを通して一軍で過ごすことはできなかった。
 しかし、井口資仁監督が就任し“機動力野球”を掲げた今年は、開幕から不動のリードオフマンとして打線をけん引した。「塁に出ればチームに勢いがつくので、積極的にいきつつも、しっかり塁に出ることを考えてやっ...

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