引き分け→広島勝ちは32年前と同じ 1986年は工藤公康のサヨナラ打から埼玉西武日本一

2018.10.29(月) 20:18 Full-Count 福谷佑介
福岡ソフトバンク・工藤監督※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

第5戦でサヨナラ安打、史上唯一の第8戦で胴上げ投手

 27日、マツダスタジアムで幕を開けた2018年の日本シリーズ。34年ぶり日本一を狙うセ・リーグ王者・広島と、パ・リーグ2位からクライマックスシリーズを勝ち上がってきたディフェンディングチャンピオンの福岡ソフトバンク。史上初の顔合わせとなったシリーズは、波乱含みの開幕となった。
 第1戦。初回に広島が菊池の先制ソロなどで2点を先行。福岡ソフトバンクは5回に代打デスパイネの適時内野安打と、広島守備陣の乱れによって試合を振り出しに戻した。その後は両チームのリリーフ陣が奮闘。ともにスコアボードにゼロを並べ続けた。今季から延長は15回から12回に変更になった。その12回を終わっても決着は付かず。史上3度目の第1戦引き分けとなった。
 史上3度目の第1戦引き分けだが、前回は1986年のこと。この年の日本シリーズは埼玉西武と、そして広島が対...

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