圧倒的な攻撃力でパ・リーグを制覇した埼玉西武は、17日からファーストステージを勝ち抜いた福岡ソフトバンクと日本シリーズ進出を懸けて対戦する。そんな埼玉西武にはファイナルステージ突破に向け、心強い男がいる。埼玉西武一筋プロ17年目の中村剛也選手だ。
中村選手といえば現役最多の6度の本塁打王を獲得するなど球界を代表するスラッガー。今季は6月終了時点で3本塁打だったが、7月に8本、8月には自身月間最多記録となる12本のアーチを描き月間MVPを獲得。9月も5本塁打を放ち、7月以降は25本塁打。終わってみればチーム3位の28本塁打をマークした。
夏場以降、抜群の存在感を示した中村選手は、クライマックスシリーズでも特大な一発に期待がかかる。ちなみに中村選手が今年の「パーソル CS パ」で本塁打を放つと、現在8本塁打で並んでいるタイロン・ウッズ氏、和田一浩氏を上回り、クライマックスシリーズでの通算本塁打数で単独ト...