埼玉西武CSファイナルSに向け辻発彦監督は真っ向勝負 「ガチンコ勝負ができる」

2018.10.16(火) 22:16 Full-Count 岩国誠
埼玉西武・辻発彦監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

打線好調の福岡ソフトバンクだが「向こうも警戒してくると思う」

 埼玉西武は16日、本拠地・メットライフドームにて全体練習を行った。明日から始まるクライマックスシリーズ・ファイナルステージへ向け、前日に参加の27名と合流した5名(今井・ウルフ・郭俊麟・外崎・山田)、合わせて32名が参加。それぞれ決戦へ向け、体を動かした。
 練習中は普段通りに選手各々とコミュニケーションをとりながら、見て回っていた辻監督。この日はリリーバーのマーティンとじゃれ合う姿や、榎田と談笑する姿を見かけたが、その表情は穏やかなものだった。大一番に向け「いつもと変わらない。明日になれば緊張するかもわかりませんが、始まってしまえば。やはり、このメットライフドームで試合ができるということが一番大きい。今の気持ちとしては、落ち着いている感じがします」と心境を語った。
 対戦相手は福岡ソフトバンク。今季、リーグ最多202本塁打を放ってきた破壊力をCSでも見せつけ、一発攻勢でファーストステージを勝ち上がってきたが「昨日の試合でもホームラン5本。ホームランは一人で1点入りますから、こういう短期決戦では流れを大きく左右するので、当然警戒しなければいけない。向こうも警戒してくるだろうし、ガチンコ勝負ができると思っています」と、今シーズン球団史上最強とも言える攻撃力を持つ打線を武器に、真っ向勝負で迎え撃つ覚悟だ。

就任1年目の昨年はリーグ2位でファーストステージで敗退

 就任1年目の昨年は2位ながらファーストステージで敗退。悔しい思いをしたが「今回はファイナルステージで状況が違う。やることは一緒だが、試合の流れの中で当然ミスすることもあるし、打たれることもある。そこでミスしたことは過去のこと。みんなで前向きに、負けたら次の試合、打てなかったら次の打席というふうに、気持ちをうまくコントロールすることが1番大事だと思う」と短期決戦における心構...

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