元千葉ロッテ通算128勝の金田留広が死去 正一氏とNPB唯一の兄弟100勝を記録

2018.10.12(金) 09:23 Full-Count 広尾晃
金田留広氏の通算成績※写真提供:Full-Count

兄は400勝投手の金田正一

 東映・日拓、千葉ロッテ、広島で通算128勝を挙げた右腕、金田留広氏が10月2日、死去した。71歳だった。
 金田留広氏は1946年11月7日生まれ。13歳上の兄が、400勝投手の金田正一。金田家では長男の正一、高義、星雄、留広と4人の兄弟がプロ入りしている。兄・正一が左腕だったのに対し、留広は右腕投手だった。
 愛知高校、愛知学院大(中退)、日通浦和を経て、1968年のドラフト4位で東映フライヤーズに入団。この年のドラフトは空前の大豊作だったが、田淵幸一(法政大、阪神1位)、山本浩二(法政大、広島1位)、野村収(駒沢大、大洋1位)、星野仙一(明治大、中日1位)、冨田勝(法政大、南海1位)、藤原満(近畿大、南海4位)有藤通世(近畿大、東京1位)、大橋譲(亜細亜大、東映1位)らはすべて同学年の同期入団だった。背番号は兄・正一と同じ「3...

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