3塁から1塁へ「スライダー」を投げていた!? 今江敏晃も驚愕した中村紀洋の送球術

2026.7.13(月) 18:01 パ・リーグ インサイト
中村紀洋さん、今江敏晃さん©パーソル パ・リーグTV

 野球界の常識をアップデートし、自らもアップデートしていくパーソル パ・リーグTV公式番組「P’s UPDATE」。今回のテーマは、内野の要であり「ホットコーナー」とも呼ばれる難しいポジション「ポジションの哲学・サード編」。ゲストには、ともに三井ゴールデン・グラブ賞に輝いた球界を代表する名三塁手、中村紀洋さんと今江敏晃さんが出演した。

「バッティングより守備が好き」天才・中村紀洋が明かす異次元の送球術

 現役時代は豪快なホームランでファンを魅了し、打者のイメージが強い中村さんだが、本人は「実はバッティングよりも守備の方が好きだった」と断言。そんな中村さんが明かした送球のこだわりは独特なものだった。
 サードからの送球について問われると、中村さんは「(ファーストへ向かう)ランナーに対して、わざとスライダーを投げていた」と告白。ボールがちょうどランナーを避けるようにグッと曲がり、ファーストの手元できれいに収まるのだという。これには隣にいた今江さんも、「スライダーをランナーと競争させる……?」と、卓越したボールコントロールに驚きを隠せない様子だった。

サードに求められる資質と、肩の強さを補う「背負い投げ」の極意

 また、サードに求められる資質について問われると、中村さんは「(球を前に)止める勇気と、バッターの仕草などの洞察力」を挙げ、今江さんは「走者や打者との駆け引き、そして試合の流れを掴む感覚」を挙げた。特に一瞬の判断が勝敗を分ける送りバントの場面では、ランナーやバッターが何を考えているかという“目線”を常に意識して...

続きを読む

関連チーム記事/TEAM