引退登板は上林に右前安打「自分の中での真剣勝負できた」
■福岡ソフトバンク 10-2 千葉ロッテ(3日・ヤフオクドーム)
千葉ロッテの大隣憲司投手が、笑顔で引退登板を終えた。3日、昨季までの本拠地ヤフオクドームでの古巣福岡ソフトバンク戦。先発のマウンドに上がって打者1人に投げ、右前安打を許したものの、マウンド上では晴れやかな笑顔だった。試合後には、両チームの選手からマウンド付近で7回、胴上げされ、現役生活に幕を下ろした。
千葉ロッテ、福岡ソフトバンク両チームのファンから大きな歓声と拍手で迎えられた現役最後のマウンド。敵地ながら、登場時には自身の登場曲が場内に流れ、昨季まで聞き慣れたアナウンスで名前を呼ばれた。「登場曲も流してもらって。色々やってもらって、投げる前に感動しちゃいました」。最後のマウンドは上林...