2013年以来となるリーグ優勝を目指す東北楽天。2026シーズンより入団した伊藤光選手が開幕一軍入りした。新戦力の伊藤光選手はどのような選手なのか。これまでの活躍を紹介しよう。
オリックス時代
伊藤光選手は2007年高校生ドラフト3巡目でオリックスに入団。2010年までは一軍出場は計3試合だったが、プロ4年目の2011年に66試合出場と飛躍。2012年10月8日・福岡ソフトバンク戦では、1歳下の西勇輝投手(現・阪神)とのバッテリーでノーヒットノーランを達成した。
高卒6年目の2013年は137試合に出場、打率.285(410打数117安打)、3本塁打の好成績を残した。翌年も正捕手として出場を続け、チームは福岡ソフトバンクと優勝争いを展開。延長戦の末に福岡ソフトバンクに胴上げを許した「10.2決戦」。優勝を逃し涙を流す伊藤光選手の姿を覚えているパ・リーグファンも多いだろう。また、この年はベストナインと三井ゴールデン・グラブ賞を初受賞している。
横浜DeNA時代
プロ11年目の2018年、オリックスで出場機会が減少するなか、7月にトレードで横浜DeNAに移籍した。
横浜DeNA加入後はケガによる離脱はあったが、嶺井博希選手(現・福岡ソフトバンク)や戸柱恭孝選手、山本祐大選手ら捕手陣と切磋琢磨しながら、チームを支えた。伊藤光選手が84試合に出場した2019年に、横浜DeNAは2位でクライマックスシリーズに出場。2023年、電撃加入したバウアー投手と主にバッテリーを組んだのも伊藤光選手だった。
2025年は山本選手に加え、若手捕手・松尾汐恩選手の台頭もあり、伊藤光選手は移籍後最少となる6試合の出場でシーズンを終える。それでもファームでは75試合、打率.309、2本塁打と上々の数字。そして2025年オフに海外FA権を行使し、新たな活躍の場として東北楽天を選択した。
中堅捕手が占める東北楽天で光り輝けるか
東北楽天で迎えた2026シーズン。2月は久米島で行われた二軍キャンプでスタートし、オープン戦にはスタメン3試合を含めて4試合に出場。打撃成績は7打数2安打、打率.286だった。
昨シーズンの東北楽天の捕手は太田光選手、堀内謙伍選手、石原彪選手、田中貴也選手が一軍で起用された。中堅がメインとなっているなかに実績十分のベテランが加わる。8シーズンぶりにパ・リーグに復帰する伊藤光選手に...