星野仙一氏とともに追い求めた情熱を再び東北へ。ダレル・ラズナー国際スカウトインタビュー

2026.3.19(木) 17:30 パ・リーグ インサイト
2009年にニューヨーク・ヤンキースから楽天イーグルスへ入団したラズナー氏。現役時代は先発、そしてクローザーとしてマウンドに上がり 、引退後はその豊富な経験を活かして国際スカウトに就任【©PLM】

 楽天イーグルスの国際スカウトとして、長年にわたりチームを支え続けているダレル・ラズナー氏とデリック・ホワイト氏。今回は、彼らのキャリアやそれぞれから見た楽天イーグルスの外国人選手について聞いた。
 前編で焦点を当てるのは、ラズナー氏だ。現役時代は精密なコントロールと熱い投球でファンを魅了し、2013年の球団初のリーグ制覇の際には、クローザーとして17セーブを挙げるなど絶対的な守護神として躍動。現在は国際スカウトという立場で、再び頂点を目指すチームをサポートしている。

自身の経験から得た気づき。スカウティングで重視しているコトとは

 2014年に選手からスカウトに転身したラズナー氏。彼は自身の経験から、日本野球の特質を「展開の速さ」と「選手の総合力」という言葉で分析する。
「日本でのプレーは、私に野球という競技の新たな側面を教えてくれました。一言で言えば、それは “it’s a much faster game(より展開の速い野球)”です 。機動力やコンタクト能力が高い選手がそろい、緻密な戦略にもとづくスピード感あふれる野球 。こうした緻密で隙のない環境は、選手を“more well-rounded(より総合力の高い選手)”へと進化させてくれます。日本のコーチングスタッフは驚異的で、選手を全方位的に成長させてくれます。私自身、日本に来る前よりも、日本を離れるときの方が投手として、そして人間としてより完成された存在になれたと実感...

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