「2026WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下WBC)がいよいよ幕を開ける。日本の野球ファンにとって、本戦にコマを進めた20カ国のなかでもキューバに対しては常に特別な敬意を抱く相手だろう。2006年の第1回大会の決勝戦で侍ジャパンと繰り広げた戦いから20年が経ち、今大会のキューバ代表は、伝統の誇りを胸に、日本野球で成長した選手たちが牽引する姿を見せようとしている。
「野球大国」同士の交流
日本とキューバの間には、野球を通じた長年にわたる交流の歴史がある。1991年から6年間、国際試合で無敗と無類の強さを発揮していたキューバの151連勝を止めたのが日本だった。それからキューバ人選手が日本の社会人野球でプレーし、2006年第1回WBCでは決勝を戦い、近年はキューバ人選手たちがNPBの舞台で活躍を見せる。かつては世界の厚い壁であった「赤い稲妻」は、日本の野球界にとってもその実力を認め合い、高め合ってきた重要な存在である。そのキューバ代表の面々を紹介しよう。