難病克服した不屈の左腕 千葉ロッテ大隣憲司が引退会見「やり切ったという気持ち」

2018.9.26(水) 15:52 Full-Count 細野能功
引退会見に臨んだ千葉ロッテ・大隣憲司※写真提供:Full-Count(写真:細野能功)

「黄色靭帯骨化症」から復帰しての勝利は史上初

 千葉ロッテ大隣憲司投手が26日、ZOZOマリンスタジアムでで引退会見。「ホッとした部分もある。やり切ったという気持ち。複雑と言えば複雑だが、悔いなく終われた」と語った。
 2006年大学・社会人ドラフト希望枠で福岡ソフトバンクに入団。12年には自己最多の12勝を挙げる活躍を見せたが、13年に国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」で手術を受けた。14年には日本一に貢献したが、17年に戦力外通告を受け、千葉ロッテにテスト入団した。
 今季は5月2日に古巣の福岡ソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発したが、2回もたず7失点で即日2軍落ち。それでも何とか再起をとファームで24試合に登板。3勝0敗2セーブ、防御率4.35だったが、1軍昇格はな...

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