世界が交差するジャパンウィンターリーグ
昨年末、沖縄で開催された日本のウィンターリーグ「ジャパンウィンターリーグ」には、世界各国から125名の野球選手が集まり、野球漬けの1か月を過ごした。
チームから派遣され、実戦経験を積むことで次の飛躍のきっかけをつかもうとする選手。新たな契約を勝ち取るため、スカウトの前で必死に自らをアピールする選手。冬の沖縄に集う選手たちが胸中に秘めているものはさまざまだ。
そんなジャパンウィンターリーグ(JWL)に、昨年からはNPB球団も選手を派遣するようになったことで、ある変化があった。昨年は東北楽天・西口直人投手、今年は巨人・赤星優志投手や福岡ソフトバンク・澤柳亮太郎投手など、一軍実績も確かな投手が、温暖な沖縄で実戦が行われるこのJWLを、故障からの再起を期する場所として選ぶケースが増えてきたのだ。
3年の空白を経て、チェコ代表候補が冬の沖縄へ
そして、彼らと同じように新たなスタートを切るために、海を渡って冬の沖縄にやってきた投手がいた。2023年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ経験を持ち、2026WBCチェコ代表候補として名が上がる右腕、ボリス・ヴェチェルカ(22)だ。