挟殺プレーとは?
野球の挟殺プレーとは、走者を塁間で挟みアウトにすること。「ランダウンプレー」とも呼ばれる。走者が塁から飛び出してしまったときに発生することが多く、投手によるけん制や、内野安打のときの走塁ミス、走者が進塁を狙うもタイミングが微妙な場面などで起こる。
ボールを持っている野手は、走者をタッチをすることでアウトにできるが、ボールを持っていない野手が走塁を妨げる位置にいると走塁妨害と判定される。また、攻撃中のチームは、挟殺プレーの発生中に他の走者の進塁が可能。例えば、1塁走者が一二塁間で挟まれている間に、3塁走者が本塁生還を狙う場面を見たことがあるだろう。
挟殺プレーでは多くのケースでアウトとなるものの、走者が守備をすり抜けて、進塁することもある。今回は挟殺プレーで走者が“粘り勝ち”した場面を動画で紹介する。
タッチをくぐり抜けて本塁生還
まずは、挟殺プレーをすり抜けた場面だ。2023年7月29日の北海道日本ハム対オリックス戦、2回表1死3塁で、3塁走者のオリックス・若月健矢選手が見事な“回避...
続きを読む