1軍昇格で見えた自身が目指すべき方向性
就任1年目の井口資仁監督の下、クライマックスシリーズ(CS)出場を目指し、最後の追い込みに入った千葉ロッテ。昨季の最下位から「マクレ」をスローガンに躍進を狙うチームは、8月に大きく負け越してしまったが、最後まで諦めずに戦い続けている。
チームは12球団では埼玉西武に次ぐ113盗塁を記録する機動力を売りとする。一方で、チーム本塁打数63は12球団で最少。今季実力が開花した井上晴哉内野手が唯一2桁アーチをかけただけだ。そんな中、将来の主砲として期待されるのが、昨年のドラフト1位・安田尚憲内野手だ。
8月10日に念願の1軍昇格を果たしたが、6試合に出場して1安打。再び2軍に戻っていた安田は、1軍で何を学び、何を目指すのか。千葉ロッテ若手スターをご紹介する「1軍をマクレ」第5回は、安田...