統一&埼玉西武「Wライオンズ」イベント10周年 チア&マスコットの共演、レジェンドゲスト登場に台湾ファン歓喜

2025.5.2(金) 18:30 駒田英(パ・リーグ インサイト)
渡辺久信氏のトークショーには、シークレットゲストとして、かつて西武でプレーした郭俊麟が登場した。【写真:統一ライオンズ提供】

 台北市の台北ドームで4月11日から13日にかけ開催された台湾プロ野球の統一ライオンズの主催試合(対味全ドラゴンズ3連戦)は、統一ライオンズと埼玉西武ライオンズのコラボレーションイベント「Wライオンズ」イベントとして開催された。
 台湾プロ野球の統一セブンイレブン・ライオンズと、日本プロ野球の埼玉西武ライオンズによる、台湾と日本の「ライオンズ」による交流は、1985年から1997年まで西武でプレーした「オリエンタル・エクスプレス」郭泰源氏(現・富邦ガーディアンズ・エグゼクティブ副GM)が統一の監督をつとめていた2016年にスタートした。同年の春には、西口文也・現西武監督が統一の客員投手コーチをつとめたほか、統一の選手の西武秋季キャンプへの派遣も行われた。また、2019年及び2024年の春季キャンプ期間には、西武のキャンプ地、高知県の春野で交流試合も開催された(2024年は雨天中止)。
 そして、両球団のコラボレーションイベント「Wライオンズ」イベントも2016年から、パンデミック期間を除き、台湾と日本で開催されてきた。マスコット、パフォーマンスチームによる「共演」が目玉だが、特に台湾では、毎回コラボグッズの販売や、西武OBのレジェンドを招いてのトークショー及び始球式が行われ、高い人気を...

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