史上屈指の「強打の二塁手」。2度目の打点王を目指す埼玉西武・浅村

2018年8月28日 17:15 Full-Count 広尾晃
埼玉西武・浅村栄斗【写真:荒川祐史】

現在打点ランキング1位、自身2度目の打点王に好条件が揃う

この夏の甲子園は、大阪桐蔭が史上初の2度目の春夏連覇を達成して幕を閉じたが、大阪桐蔭出身の選手はプロ野球でも元気だ。中でも埼玉西武の浅村栄斗は、自身2度目の打点王獲得に向けて、好調を維持している。◯パ・リーグ打点5傑1浅村栄斗(西)992山川穂高(西)953中田翔(日)904柳田悠岐(ソ)845井上晴哉(ロ)76浅村はあと1点で100打点。埼玉西武の残り試合は31試合、自身が2013年に打点王を獲った際に記録した110打点を超えて、キャリアハイになる可能性が高い。同僚の山川穂高が4点差、北海道日本ハムの中田翔が9点差で追いかけているが、勝負強さでは浅村が一枚上手だ。◯パ・リーグ得点圏打率10傑1森友哉(西).407 91打数37安打 打点692柳田悠岐(ソ).382 89打数34安打 打点843浅村栄斗(西).373 134打数50安打 打点994外崎修汰(西).362 94打数34安打 打点655井上晴哉(ロ).339 115打数39安打 打点766秋山翔吾(西).326 95打数31安打 打点627銀次(楽).323 99打数32安打 打点398近藤健介(日).320 97打数31安打 打点579山川穂高(西).317 120打数38安打 打点9510吉田正尚(オ).306 108打数33安打 打点75浅村の得点圏打率はリーグ3位の.373、追いかける山川は9位の.317、中田翔は11位の.300だ。それに加えて浅村は得点圏で134打数。これはリーグ1位。埼玉西武には秋山翔吾という当代一の安打製造機がいる。また打線も活発だから、浅村がチャンスで打席に立つことが非常に多いのだ。こうしたデータから見ても、浅村の優位は動かない。

二塁手で打点王は希少、2度達成は元横浜ローズのみ

浅村は今季も二塁を守っている。途中で交代する試合はあったが、全試合二塁でスタメン出場している。日本では、二塁手は「守備の人」という印象が強い。打順は2番や下位が多い。浅村のように二塁手で主軸という選手は極めて少ない。昨年まで、NPBでは160人の打点王が誕生しているが「二塁手で打点王」は、以下の例しかない。1978年 B.マルカーノ(阪急)94打点 126試合1982年 落合博満(ロッテ)99打点 128試合1993年 R.ローズ(横浜)94打点 130試合1997年 小久保裕紀(ダイエー)114打点 135試合1999年 R.ローズ(横浜)153打点 134試合「二塁手で2度目の打点王」は元横浜のロバート・ローズのみ。浅村は2013年に110打点で打点王に輝いているが、二塁では10試合の出場のみで、一塁手として136試合に出場していた。埼玉西武には秋山翔吾、山川穂高、中村剛也、森友哉と屈指の強打者がそろっている。浅村はそんな中ではやや地味な印象だが、しっかり数字は残している。強打の二塁手・浅村は今季、どこまで打点を伸ばすだろうか。記事提供:Full-Count 続きを読む

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