パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルにて公開中のオリジナル番組『P's UPDATE』。本番組は、アップデートし続ける野球界の常識を、データを用いて有識者と議論し、野球観戦をより楽しいものにしていくことをコンセプトとしている。
1月11日(土)に公開された第8回のテーマは「投手のギア」。第7回にも出演した千葉ロッテの国吉佑樹投手と鈴木昭汰投手に加えて、株式会社DELTAのアナリスト・宮下博志さんをゲストに迎え、“ピンチになるとギアが上がる投手は実在するのか”についてデータで解明していく。
まずはじめに、「ピンチ=得点圏にランナーがいる場面」と定義し、「ピンチでギアが上がる投手ランキング」をチェック。先発と救援に分けて、パ・リーグ投手が得点圏に走者を背負った場面で、対戦打者に対して何%三振を取っていたのかを見ていく。
データを見る前に、単刀直入に「ギアはありますか?」と問われた両投手。国吉投手は「得点圏に進まれたときは、気持ち的にグッと上がるものはあります」と明かすと、鈴木投手は「持っていない力を出せるということではないと思うが、ピンチだからこそギアチェンジするというイメージでいくことによって、周りも“ギアチェンジしているな”と思うんじゃないかな」...