不振に苦しんだ2年目。転機となった秋季キャンプでのフォーム改造
入団2年目の昨季、開幕戦のスタメンに抜てきされた福岡ソフトバンクの正木智也選手。しかし、その期待に結果で応えられず出場は15試合にとどまった。さらに、二軍でも打率1割台を記録するなど、昨年は深刻な打撃不振に陥っていた。そうして迎えた11月の秋季キャンプでは、動作解析をもとにした科学的アプローチから自身の打撃を見つめ直したという。チームメートの近藤健介選手やドジャースの大谷翔平選手を参考につかんだテイクバックの感覚と、データに基づく分析からアッパー気味のスイングへとフォームの改造に着手。すると、台湾で行われたウインターリーグで好成績を収め、復調の兆しを見せた。