快進撃が止まらない。首位の福岡ソフトバンクが11日、ホームで千葉ロッテ相手に連勝。今季2度目の8連勝で2位とのゲーム差を「5」に広げた。12日の試合を残し、カードの勝ち越しも決め、4月9日のオリックス戦から10カード連続で負け越しなしという驚異の数字が並んだ。
初回の4得点が効いた。1死、今宮選手の左翼への今季第1号ソロ。「打った瞬間入ると思いました」と会心の一撃を振り返った。さらに1得点で終わらないのが常勝軍団の強さ。柳田選手の四球、内川選手の安打で1死1,2塁とすると、5番・長谷川選手がバックスクリーンへ5号3ラン。「練習でもしっかり打球が飛んでいたので、練習通り打てました」と選手会長はうなずいた。
さらに終盤にも打線がつながる。今宮は7回2死1,2塁の場面で、右越えへ2点適時三塁打。打率2割に満たないながらも、つなぎの役割と守備力で貢献する男が、この日は価値ある長打を放った。「結果が出てない中で、レギュラーとしてやらせてもらっている。その中で何ができるかを考えている。もっともっと頑張ります」と、お立ち...