大学中退後、独立リーグを経てプロ入り掴んだ大木貴将
史上稀に見る混戦模様が続く今季パ・リーグ。昨季の最下位から「マクレ」をスローガンに、Aクラス入りを目指す千葉ロッテは、勝率5割を目指しながら、最後の追い上げに備えている。
チーム本塁打数は50本と12球団で随一の少なさだが、埼玉西武(101盗塁)に次ぐ92盗塁に象徴される機動力を駆使。就任1年目の井口資仁監督の下、独自のスタイルで白星を積み重ねている。
機動力野球を掲げる今季千葉ロッテで、まずは“足"を生かして1軍昇格への突破口を開こうとする3年目野手がいる。千葉ロッテ若手スターをご紹介する「1軍をマクレ」第4回は、独立リーグを経て育成契約から支配下を勝ち取った大木貴将選手に焦...