楽天イーグルス交流戦初優勝! 頂点までの18試合の戦績

2024.6.20(木) 19:00 パ・リーグ インサイト
東北楽天ゴールデンイーグルス・小郷裕哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月末に開幕した「日本生命セ・パ交流戦 2024」は東北楽天が13勝5敗、勝率.722の成績をおさめ、うれしい球団初優勝を達成した。この頂点にたどり着くまでの18試合を振り返る。

VS横浜DeNA(横浜スタジアム)

 5月28日横浜スタジアムで迎えた開幕戦は、交流戦連覇を狙う横浜DeNAにじわじわとリードを許す展開。5点ビハインドの7回表、東北楽天が2死満塁とし、代打・伊藤裕季也選手でいざ反撃…… というところで無情にも雨脚が強まり、コールド負けとなった。
 2戦目は太田光選手の1号ソロで均衡を破ると、横浜高出身・渡邊佳明選手が慣れ親しんだ球場で適時打を放つなど点差を広げる。投げては内星龍投手が5回無失点の好投し、チームに今季交流戦初白星をもたらした。

 3戦目は初回に村林一輝選手の2号ソロで幸先よく先制すると、1点を追う6回表に鈴木大地選手の適時二塁打などで逆転。7回表には小郷選手と辰己涼介選手の適時打で突き放す。終盤1点差に迫られたが、宋家豪投手と則本昂大投手の無安打投球で逃げ切り、交流戦最初のカードを勝ち越した。

VS東京ヤクルト(福島、楽天モバイルパーク宮城)

 2カード目の初戦は福島・県営あづま球場に東京ヤクルトを迎えた。7回裏に小郷選手の適時打で1点差に迫った東北楽天。9回裏、1死から小深田大翔選手と小郷選手に連打が出ると、代打の代打・フランコ選手が左中間へ3ラン。逆転サヨナラ勝利でチームは今季初の3連勝となった。

 福島での一戦を終え、東京ヤクルト2回戦から楽天モバイルパークへ。3回裏に村林選手の3号3ランで先制し、7回裏には村林選手と辰己選手の連続適時打など一挙5得点で突き放す。先発・松井友飛投手は6回1失点で今季1勝目を挙げ、チームも4連勝した。
 3戦目は東京ヤクルト・石川雅規投手から得点を挙げられずにいると、この交流戦2度目の降雨コールド負け。それでもこの3連戦を2勝1敗で終え、交流戦2カード連続で勝ち越した。

VS阪神(甲子園)

 3カード目は甲子園で行われた阪神戦。1戦目の先発・ポンセ投手は6回3安打6奪三振1失点の快投を見せる。5回表に村林選手の適時打で同点に追いつくと、試合は1対1で延長戦へ。延長10回表、フランコ選手の安打をきっかけに2死2塁とし、代打・茂木栄五郎選手の三塁打で勝ち越すと、小郷選手も適時二塁打で続き、またしても逆転勝利...

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