【試合戦評】2桁安打2桁得点の猛攻で楽天が快勝。巨人・菅野投手を攻略し好スタートを切る

2017.5.30(火) 00:00 パ・リーグ インサイト

今日から6月18日までの間、異なるリーグ同士での18試合を行う「日本生命セ・パ交流戦」。パ・リーグ1位の楽天とセ・リーグ3位の巨人の3連戦初戦は、Koboパーク宮城で行われる。先発は楽天が辛島投手、巨人が菅野投手。
辛島投手は、7試合を投げて5勝2敗、防御率3.24。楽天は爆発力のある打線が注目されがちだが、辛島投手のように安定した投球を継続できる先発陣も、パ・リーグ首位を快走するチームを支えている。セ・リーグ単独トップの防御率1.58を誇る菅野投手を打ち崩すのは容易ではないが、強力打線と鉄壁の守りを噛み合わせて、パ・リーグ1位の強さを見せつけたい。
初回、辛島投手は巨人打線を危なげなく3人で打ち取る。その裏、1番・茂木選手が10球粘って安打を放つと、2死1塁から4番・ウィーラー選手が、菅野投手のスライダーを捉え、打った瞬間にそれと分かる豪快な2ラン。「自分一人ではなく、チームで打った一発だよ。
この一発でチームに勢いがついてくれるといいね」と振り返る主砲の一振りで楽天が2点を先制し、早くも辛島投手...

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