今季から一軍公式戦に参入する「第6の球団」台鋼ホークスの動きについて、前半では一軍参入記念セレモニーとキャンプ入り、王柏融の初代主将就任などの話題をお伝えした。後半は、日本人選手や元NPB勢を中心に、外国人選手の話題をお送りしよう。
CPBL職員時代は日本側との折衝を行い、日本球界の各方面とのパイプをもつ劉東洋GM、そして日本スタイルの野球を好む洪一中監督が率いる台鋼ホークスには、昨年1月就任した横田久則一軍投手コーチに加え、昨年6月にチーム初の外国人選手として入団も、怪我の為現役引退、二軍投手コーチ補佐をつとめる福永春吾氏の2人の日本人指導者がいる。
さらに、一軍参入初年度で、他チームよりも外国人枠が1枠多い(支配下登録5人、投手ないし野手は最多4人まで)中、早々と獲得が決まったのは、笠原祥太郎(元横浜DeNA)と、アジアウインターリーグで結果を残した小野寺賢人(元BC埼玉武蔵)の2人の日本人投手だった。
笠原祥太郎と小野寺賢人は1月15日に台湾入り。17日のセレモニーに参加し、18日のキャンプ初日から練習...
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