【台湾プロ野球だより】今季一軍参入、台鋼ホークスが始動(2) 活躍誓う笠原祥太郎&小野寺賢人、モヤがチーム初の外国人野手に

2024.2.14(水) 08:00 駒田英(パ・リーグ インサイト)
笠原祥太郎(左)、小野寺賢人(右)は共に声援が原動力だと述べ、台湾での活躍を誓った【写真提供:台鋼雄鷹球団】

 今季から一軍公式戦に参入する「第6の球団」台鋼ホークスの動きについて、前半では一軍参入記念セレモニーとキャンプ入り、王柏融の初代主将就任などの話題をお伝えした。後半は、日本人選手や元NPB勢を中心に、外国人選手の話題をお送りしよう。
 CPBL職員時代は日本側との折衝を行い、日本球界の各方面とのパイプをもつ劉東洋GM、そして日本スタイルの野球を好む洪一中監督が率いる台鋼ホークスには、昨年1月就任した横田久則一軍投手コーチに加え、昨年6月にチーム初の外国人選手として入団も、怪我の為現役引退、二軍投手コーチ補佐をつとめる福永春吾氏の2人の日本人指導者がいる。
 さらに、一軍参入初年度で、他チームよりも外国人枠が1枠多い(支配下登録5人、投手ないし野手は最多4人まで)中、早々と獲得が決まったのは、笠原祥太郎(元横浜DeNA)と、アジアウインターリーグで結果を残した小野寺賢人(元BC埼玉武蔵)の2人の日本人投手だった。

 笠原祥太郎と小野寺賢人は1月15日に台湾入り。17日のセレモニーに参加し、18日のキャンプ初日から練習...

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