北海道日本ハム・生田目は2軍で防御率0.94と安定した投球を披露、キャンプ1軍スタート
2年連続最下位に終わった北海道日本ハムは今オフ、オリックスからFA宣言した山崎福也投手の獲得に成功するなど超大型補強を行った。就任3年目を迎える新庄剛志監督のもとで巻き返しを図るが、やはり生え抜き選手の奮闘は欠かせないところ。大いに覚醒が期待されるのが、6年目右腕・生田目翼投手だ。
昨季は5試合登板で0勝1敗、防御率2.16。7月28日に二軍再調整となり、そのままシーズンを終えた。しかし、二軍では13試合登板(6先発)で1勝0敗、防御率0.94。28回2/3で27奪三振と投球内容も良かった。
勝負球もある。昨季二軍で28.6%と最も投球割合の高かったカットボールは平均141.6キロをマーク。カットボールによる失点増減の合計を示す「wCT」は22年シーズンの「-0.6」から昨季は「7.0」と劇的に良く...