千葉ロッテとオリックスの3連戦初戦。千葉ロッテの先発は涌井投手だ。前回の登板では、9回3失点と好投しながら勝ち星に恵まれなかったが、チームは昨夜打線が大爆発し、今季初の2桁得点をマークした。今日も、自身の好投で打線の援護を呼び込みたい。
対するオリックスの先発は山崎福投手。今季は中継ぎでの登板が多く、5月20日に初先発を任されたが、4回5失点と悔しい結果に終わった。今月3勝17敗と苦しむチームは、その3勝のうち2試合で、赤間投手や黒木投手など新鮮な顔触れが勝利投手の権利を得ている。山崎福投手も、中継ぎで積み上げた実績を自信にして、4月15日以来の勝ち星を手にしたい。
初回、涌井投手はオリックス打線を危なげなく打ち取って、順調に3死を奪う。また、千葉ロッテ打線の方も、山崎福投手の不安定な立ち上がりを見逃さない。1死から2番・荻野貴選手が四球を選び、続く清田選手が安打を放つと、4番・角中選手のゴロの間に進塁して2死2,3塁となる。この好機で、5番・鈴木選手が、真ん中に入った直球を流し打って2点適時打。キャプテンの一打でスコアを2対0とし、千葉ロッテが先制...