【試合戦評】初回5点ビハインドからの劇的な逆転。首位楽天が20安打15得点の猛攻で、盛岡のファンに勝利を届ける

2017.5.17(水) 00:00 パ・リーグ インサイト

楽天と北海道日本ハムの2戦目は、盛岡市の岩手県営野球場で行われる。楽天の先発はエース・則本投手。昨年の盛岡市での試合では、4回10失点を喫して敗戦投手となるなど不本意な結果に終わった。今年こそ、盛岡のファンに本来の爽快な投球を披露したい。
対する北海道日本ハムの先発は加藤投手。今季初登板となった4月5日の試合以外は、一貫して安定した投球を続けており、現在防御率はリーグ3位の1.93を誇る。投打ともに復調の兆しが見えてきたチームの希望を繋ぎたい。
初回から、北海道日本ハム打線が猛攻を開始し、則本投手の立ち上がりを攻め立てる。1死から2番・岡選手が三塁打を放ち、続く近藤選手が四球を選んで1死1,3塁の好機を作ると、4番・中田選手が、則本投手の初球を捉えて左翼席への先制3ラン。「(則本投手は)そう簡単に点を取れるピッチャーじゃないからね。加藤のためにも点を取ってあげたかった」と語る主砲の一振りで3点を先取すると、さらに2死から6番・田中賢選手が安打で出塁。そして、7番・大田選手も、左中間席への2ランを放つ。北海道日本ハムはこの回一挙5得点を奪い、早くも試合の流れを...

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