現在5連勝中の福岡ソフトバンク。楽天とのゲーム差も1.5と、パ・リーグ首位の座も射程圏内である。6連勝をかけた今日の先発は寺原投手。前回登板で今季初勝利を挙げており、自身の今季2勝目を目指す。一方、首位の座を守りたい楽天の先発は岸投手。今季負け無しの岸投手のピッチングに期待がかかる。
初回、楽天は簡単に2死を奪われるものの、3番・ウィーラー選手が高目のストレートを捉えて、左翼席に飛び込む第4号ソロ。「今日は母の日だし、アメリカにいるお母さんと、仙台にいる奥さんに届くといいね」と語る主砲の一振りで、楽天が1点を先制する。
以降は両チーム無得点で迎えた5回表、先頭打者の島内選手が無死2塁の好機を作る。岡島選手も安打で続き、9番の嶋選手が四球を選ぶと、無死満塁の絶好機で打席が回ってきた1番・茂木選手は、「追い込まれていたのでゾーンアップして、逆方向を意識したことが良い結果になりましたね。母の日なので、いつも迷惑をかけている母に元気な姿を見せられて良かったです」と振り返るプロ初の満塁弾。さらに、5番・銀次選手の第2号2ランでスコアを7対0とし、楽天が福岡ソフトバンクを大き...