現在4連勝中、5月に入って8勝1敗と絶好調の福岡ソフトバンク。投打がかみ合い、本来の力を発揮しつつある。今日の先発・中田投手は前回登板では8回130球、2失点の力投でチームを勝利に導いた。今日もチームの勢いに乗り熊本のファンに勝利を届けたい。対する楽天の先発は開幕から無傷の4連勝中の美馬投手。自身開幕5連勝でチームに勢いをつけ、2位・福岡ソフトバンクとの差を広げたい。
ともに連勝中と好調の投手同士の対決となったが、試合は初回から動く。先頭の明石選手が安打を放つと、2番・今宮選手の犠打が敵失を誘って無死1,2塁の好機を生み出す。このいきなり迎えた好機で、続く3番・柳田選手が低めの変化球を逆方向に打ち返す2点先制適時二塁打。「とにかく自分のスイングを心がけて打席に入りました」という一打で福岡ソフトバンクが幸先良く2点を先制する。
2点の援護を受けた先発・中田投手は四球などで走者を置きながらも、要所を抑える投球で楽天打線に点を許さず。4回には2死3塁のピンチを招くが、6番・今江選手を外角低めのフォークで打ち取り無失点で切り抜ける。
美馬投手も2回以降は立ち直り福岡ソフトバンク打線を相手に5回、85球、被安打3、失点2。粘りの投球で味方の...