セオリーとは逆…圧倒的な対左投手打率.361
■埼玉西武 4ー1 楽天(16日・ベルーナドーム)
埼玉西武のドラフト1位ルーキー・蛭間拓哉外野手が本領を発揮し始めた。16日に本拠地ベルーナドームで行われた楽天戦で、4打数2安打1打点。この日まで8試合連続「1番・右翼」でスタメン起用されている。左打者だが、対右投手の打率が.170にとどまっている一方、左投手には.361(36打数13安打)と圧倒的に強い。
この日の相手先発も、左腕の辛島航投手だった。2回、9番・長谷川信哉内野手の適時打で先制した直後、2死一、二塁で第2打席に立ち、初球の内角高めの速球を迷わず振り抜いた。少し詰まったが、打球はセンター前に落ち、二塁走者の古賀悠斗捕手が2点目のホー...